
人間は、ひと晩に20〜30回ほど寝返りを打つといわれています。ところが、これまでの枕は、「仰向け枕」を前提に作られて いるものがほとんどでした。そこで、キタムラでは、睡眠中の寝返りの動きを徹底分析。 「自然な寝返りを助けて熟睡を目指す」という、まったく新しい健康枕を開発しました。
大学の身体基礎研究によって蓄積された高度の専門知識、企業が長年聞いてきた消費者の声と、培ってきた製造のノウハウとそれらの膨大なデータと手法を集積したものを元に、従来に無い産学連携によってジムナストの開発に成功しました。
大学研究室とメーカーのコラボレーションによって、人が眠る上でその身体的構造やコンディショニングの観点から見て、最適である枕が完成しました。
人が寝返りの動作を行う時、その頭部の動きに着目すると、実はスライドするのではなく、弧を描いていることが分かります。従って枕の形状は、それに則したカタチであることが望ましいのです。
ジムナストは、首の当たる部分から枕の両端に掛けて、肩の形状に沿った緩やかなRをつけること、また頬になるべく近いところを高く盛り上げる事で睡眠中、幾度も繰り返される寝返りでも、頭が枕から外れることなく、安心して眠り続ける事ができます。
身体構造上、肩の高さは頸椎の深さよりも高いため、横向き寝の時に必要な枕の高さは、仰向け寝の時のそれよりは高くならなければいけません。しかしながら、極端な高低差をつければ、自然な寝返りは抑制されてしまいます。
ジムナストは、枕の中央部から両端に掛けてスロープ状に高さ変化をさせているため、抵抗なくスムーズな寝返りが可能です。横向きになってもしっかりと頭部にはストレスがかかりにくい構造となっています。
人がなぜ寝返りをするのか、はっきりした理由はわかっていませんが、一説には寝姿勢を定期的に変えることで、血流の悪化を防いだり、心臓の負担を減らすのが目的ではないかといわれています。枕やマットレスはフカフカしたものより、適度な弾力があって、体が沈みにくいものが理想です。
1963年福井県生まれ。医学博士。
睡眠障害の治療や眠りの質を向上させる指導に力を入れている。
著者に「病気にならない睡眠コーチング」(青春新書インテリジェンス)など。
「オールアバウト 睡眠・快眠ガイド」
















